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ED


ED勃起不全(保険外診療となります)

EDとは男性性機能障害のひとつである「勃起不全」のことで、「十分な勃起にいたらず、満足のいく性行為が行えない状態」のことをいいます。
日本におけるED患者さんの数は、詳細な報告がないため不明ですが、年齢とともに上昇していることは明らかだとされています(海外でのデータでは、60歳台は20〜40%、70歳台以上は50〜100%と推定されています)。
EDの原因として、ストレスなどの精神的な問題、神経・血管などの問題、薬剤性などが考えられます。特に血液循環に関わる生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)を患っている方は勃起不全を合併しやすいといわれています。

糖尿病患者さんの35~90%にEDが発生するといわれています。また、糖尿病患者さんは、糖尿病でない患者さんに比べて約2倍もEDになりやすいといわれています。糖尿病は生活習慣病のなかでもEDの起こる割合が最も高い疾患であり、注意する必要があります。
高血圧患者のED合併率は約68%と高く、さらに重症化しやすいという特徴があります。

日本人を対象とした研究でも、高血圧患者はそうでない患者の約2~3倍EDを合併しやすいといわれています。また冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)の患者さんでは、EDを合併している方が非常に多く、逆にEDであることが、冠動脈疾患の重要なマーカーになりうると考えられています。肥満はEDと関連している可能性が高く、BMI値が高いほどEDのリスクが上昇するといわれています。特にBMI値が30kg/m2以上の人は23kg/m2未満の人の約1.7倍リスクが高まることがわかっています。また、運動不足とEDの関連も指摘されています。たとえば、週2時間半以上ランニングする人は全く運動をしない人と比べてED発症リスクを30%低下させます。肥満や運動不足が気になる方は、EDについてご相談下さい。たばこのリスクに関しても報告があり、イタリアの研究では喫煙期間が長ければ、ED罹患率も高い事が示されています。たばこが勃起機能に与える影響の原因として、血管障害等が考えられています。

治療薬

バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)があります。これらの薬は、PDE5阻害剤といって、陰茎海綿体平滑筋を弛緩させることで海綿体への血流量を増やして、勃起の持続を助ける薬です。稀ではありますが、胃液が逆流することで、「胸やけ」「胃食道逆流症」「胃部不快感」といった消化器症状がでることがあります。他に顔のほてりや頭痛等の副作用が報告されていますが、これらの副作用は軽度で一過性とされています。また海外では突然の無痛性視野欠損の副作用が報告されていますが、日本での発生率は不明とされています。効果の違いについてですが、これには個人差があります。バイアグラが一番効くという人もいれば、レビトラの方が効くという人、シアリスが一番効くという人もいます。薬を選ぶ基準(好み)にも差があるため、3剤飲み比べてご自身に合った薬を見つけることをお勧めします。共通して言えることは、バイアグラ、レビトラ、シアリスともに性的刺激による勃起を補助する効果であり、服用すれば勃起するというお薬ではないこと、内服のタイミングが重要であること、まずは5~6日間の内服を試していただきたいことです。PDE5阻害剤の効果に対する運動の付加効果をみた研究があり、運動を付加することでPDE5阻害剤のみを内服するよりも勃起機能の改善が得られたと報告されています。まずは、禁煙・生活習慣病の改善・運動の習慣をつけてもらうことが大事です。またサプリメントでもED改善効果が報告されているものもあります。

「看護婦さんに見られたり聞かれると恥ずかしい」といった不安や心配が多い病気だと思います。プライバシーに配慮した診察を心がけていますが、それでもなるべく受診はしたくない・恥ずかしいという方には、オンライン診療をお勧めします。