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健康寿命延伸相談 検査内容説明



AGEs検査

AGEs(advanced glycation end products)とは、タンパク質と糖が結びつき、さらに変性が進んだものの総称です。AGEsは加齢に伴い増加するため、「カラダのコゲ付き物質」と表現されています。糖は、私たちが生きるためのエネルギー源として不可欠な栄養素ですが、糖の代謝に異常が起きて体内にあふれ出すと、過剰な糖は、私たちのからだを構成している様々なタンパク質と結合し、変性させる反応を起こします。この反応を「糖化」といいます。AGEsとは、この糖化反応が進んだ末に生成される物質で、老化を促進させ、様々な病気を引き起こすと考えられています。

AGEsの蓄積は加齢とともに多くなる傾向があります。ですから、健康な方でもある程度のAGEは蓄積されています。
問題なのは、メタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病や運動不足・喫煙・過度の飲酒などによってその蓄積レベルが加速することです。

その他に、網膜症・白内障・腎疾患・神経変性疾患などのリスク上昇に関与

まずは今の自分の体内年齢を知る上で、 AGEsを測定してみませんか?
当院では、AGEsを短時間に測定することを可能にした『AGE Reader mu』を採用しています。コンパクトな機器本体に腕を乗せ、わずか12秒で測定結果が得られます。医療機器として認められていますので、測定結果には十分な信頼性があります。

重要な事は、今の身体に蓄積されたAGEsを知ることで、今後の生活習慣の改善に役立てる事です。測定されたAGEs値を基に、健康寿命延伸に向けた生活習慣の改善の提案をさせていただきます。

血管年齢検査


動脈硬化とは
血管の弾力性が失われて、硬くなった血管にはコレステロールなどがたまり、動脈のつまりをきたします。動脈の内径が狭くなって血液の流れが悪くなった状態を動脈硬化といいます。脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などの引き金になるものです。

血管年齢検査とは
①動脈の硬さ(CAVI) ②動脈の詰まり具合(ABI)を調べることで、血管の老化度(血管年齢)を調べる検査です。


骨年齢検査


骨粗しょう症とは
簡単に言えば、「骨がもろい状態で、簡単に骨折してしまう病気」のことです

原因として
  • 運動不足
  • タバコ
  • 過度のアルコール摂取
  • 長期のステロイドの内服
などがありますが、加齢に伴って骨量は減少します。

高齢者が要介護になる原因:平成28年「国民生活基礎調査」(厚生労働省)より

特に男性の場合は70歳以降、女性は閉経前後の数年の間に急激に減少します。また糖尿病は骨粗しょう症の有無に関わらず骨折のリスクを高めるといわれています。
平均寿命の長い女性にとって、健康寿命を伸ばしていくためには、更年期の骨量減少を食い止めることが極めて重要です。
生涯介護を必要とする寝たきりの状態になる原因疾患として骨折が12.1%となっており関節疾患と合わせると原因の第1位となっています。健康寿命の延伸には、今から骨折をしない体づくりが必要です。

こんな方には骨年齢検査をオススメします

当院の骨密度装置は最新のDXA方式で、前腕を検査します。測定時間は15秒で、骨の状態を正確に診断できます。骨密度の測定をすることで骨年齢を知ることができます。定期的な測定で、今後の骨折のリスクを予防しましょう

  • 65歳以上のすべての女性
  • 70歳以上のすべての男性
  • 骨粗しょう症の危険因子(注1)をもつ閉経後~65歳までの女性
  • 骨粗しょう症の危険因子をもつ50~70歳までの男性
  • 男女問わず、若い頃を含めて、わずかな外力でひきおこる骨折(脆弱性骨折注2)既往のある方

注1:骨粗しょう症の危険因子として以下のものがあげられます
  • 家族に骨粗しょう症のひとがいる ・家族に大腿骨骨折既往のあるひとがいる
  • 現在、喫煙しているひと(禁煙していても1年未満)
  • 過度のアルコール摂取
  • ステロイド剤の内服期間が長いひと
  • 運動不足だと思われるひと

注2:以下の疾患をお持ちのかたは脆弱性骨折との関連が強いとされています
・糖尿病・高脂血症・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・慢性腎疾患(CKD)といった生活習慣病

肺年齢検査

健康寿命に関連する体内年齢の一つに肺年齢(=肺機能)があります。肺年齢は加齢とともに少しずつ低下しますが、40代以降になって急激に機能が低下することがあります。その主な原因となる病気が慢性閉塞性肺疾患(COPD)と言われるもので、空気の通り道である気道や、酸素を取り込む肺胞という組織に炎症がおこることで引き起ります。自覚症状は慢性的に咳や痰が続いたり、運動時の呼吸苦などですが、症状として重く受け止められない場合、専門機関への受診が遅れ、早期診断が困難となることがあります。進行すると息切れなどで普段の生活に支障をきたします。これが、老後の生活の質を大幅に低下させ、健康寿命に影響を及ぼします。

肺機能の低下を早期発見するための検査が、スパイロメトリーによる「肺年齢」チェックです。この検査は、肺がどのくらいの量の空気を吸い込むことができるか、どのくらいの速さで吐き出すことができるかを調べる呼吸機能検査です。、一般的な健康診断で行う胸部X線検査では肺の異常(肺炎や結核・肺がんなど)を見つけることができても、肺機能異常の早期発見は難しいといわれています。早期発見のためにはスパイロメトリーが必須となります。
呼吸機能の低下に気づかないレベルでも、自然と運動量が減ることで、糖尿病の悪化や、動脈硬化の進行につながることも、この病気のこわいところです。

COPDの主な原因は、喫煙とされています。COPDは「肺の生活習慣病」ともいわれ、喫煙者にはまず禁煙が求められます。COPDの発症リスクは喫煙年数に比例して高くなりますが、その一方で早く禁煙すればその予防効果も大きくなります。また、すでにCOPDを発症していいても、直ちに禁煙すればその進行を止めることができます。「今さら禁煙しても遅い」ということはありません。

肺年齢を知って、症状が進行すると日常生活を送ることが困難となり、、酸素吸入を続けないと生活できなくなったりすることがあると理解していただくことが大事です。健康な肺を保ち、年を取っても活動的な生活を送れるよう、40歳ぐらいから肺年齢をチェックし、定期的な測定を心がけることで、肺のケアをしていきましょう。

MCI検査(予約検査)

MCI(軽度認知症障害)とは?

高齢者が要介護になる原因:平成28年「国民生活基礎調査」(厚生労働省)より

認知症はある日突然発症するわけではなく、徐々に進行していきます。このため、まだ認知症にはなっていないけれど、年齢相応の認知機能レベルより低下している時期があります。認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は、主な原因物質であるアミロイドベータペプチドが脳内に溜まりはじめることで神経細胞が壊され、その後認知機能が低下する病気です。こうした健常と認知症の境目にいる時期を軽度認知障害(MCI)といいます。つまり、MCIとは認知症発症の予備軍なのです。認知症との大きな違いは、全般的な認知機能は正常で、日常生活に支障をきたすほど認知機能は低下していないという点です。

現在、日本では65歳以上の6人に1人が認知症(約520万人)、予備軍を含めると900万人近くの高齢者が何らかの認知機能障害を有している状況です。世界的に見ても認知症患者は増加傾向で、開発途上国での増加が深刻な問題となっています。
健康寿命に影響を及ぼす疾患として、現在認知症は最も多くの割合を占めており、ひいてはその介護負担や社会福祉にかかる費用を考慮すると、年間14.5兆円にもなります。また認知症を完治させる薬は開発されておらず、現在のところ日本における認知症対策は「予防」が重要になってくるのです。

MCIを放置すると5年間で約50%の人が認知症を発症するといわれています。しかし、MCIは回復する可能性があり、予防策によって認知症発症のリスクを35%減らすことができるのです。5年以内に認知症になるのか、健常に戻るのか、その分かれ道の一つとなるのが積極的な予防に取り組めるかどうかなのです。

MCIを早期発見することが認知症の発症を防ぐことや遅らせることにつながるのです。
当院では積極的にMCIの段階で予防に介入すべく、MCI評価目的の検査が可能です。

MCIスクリーニング検査:ミロイドべータペプチドを排除する機能をもつ血液中の3つのたんぱく質を調べることで、MCIのリスクを評価します。検査は採血のみですが、予約が必要です。結果説明までに2~3週間かかります。判定結果はリスクに応じて4段階で評価されます。医師から結果の説明と予防法などにつき今後の生活習慣の改善などを含め指導いたします。すでに認知症と診断されている方は対象外となります。

問診表:長谷川式認知症検査・MoCA-J・MMSE などで認知機能の評価が可能です。予約検査となります。約15分~30分ほどかかります。結果は同日お伝えすることが可能です。

認知症の発症を防ぎ遅らせるためにできること
  • 喫煙や過度のアルコール摂取を控える
  • ウォーキングなどの有酸素運動を積極的に行う
  • バランスの良い食生活を心がける
  • 抗酸化作用のあるアプリメントなどを活用する

LOX-Index

LOX-indexとは、動脈硬化の進行から脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価する指標のことです。
動脈硬化の原因である“血管の内側に脂質が取り込まれるメカニズム”に着目して、酸化変性LDL(LAB)とLOX-1(sLOX-1)を採血で検査します。検査結果をもとに、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを4段階で判定いたします。

血管の硬さ・詰まりを調べるCAVI/ABI/PWVlなどの検査で異常が出た場合は、すでに動脈硬化が進行しているため、予防へのアプローチが遅くなってしまいます。また、脳ドックでの画像評価では、動脈硬化が進行しないと脳梗塞を見つけることができません。

健診で、たとえLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値が低くてもその31%は心筋梗塞を起こしてしまうと言われています。通常の健診だけでは脳梗塞・心筋梗塞のリスク判定は困難な状況です。採血をするだけで、10年後の脳血管障害のリスクを知ることができ、早い段階から予防対策を進めることで、そのリスクを回避することができます。

Lox-1が高値になる原因(血管の炎症の進行)・LABが高値になる原因(体内酸化ストレスの蓄積)として 喫煙・肥満・糖尿病・メタボリックシンドローム・暴飲暴食  などが指摘されています。
以下のような方には積極的に受診・検査をしていただき、未病対策としてご活用下さい。
  • ご家族に脳梗塞・心筋梗塞を患った人がいらっしゃる方
  • 高血圧・高脂血症・糖尿病 などを指摘されており、動脈硬化が気になる方
  • 40歳以上の方